毎日体に取り入れるものですから、もちろん摂取に対しては慎重になるに越したことはありません。
血栓症などの副作用を引き起こす可能性もゼロではない為注意も必要ですが、ほとんどの場合は体に影響がなく安心して日常生活を送ることができるのです。

ピルを服用するメリット
ピルを摂取する目的として一番の目的はやはり避妊ではないでしょうか。
それぞれ理由は異なりますが、夫婦であっても仕事が忙しく子供を望まない場合や経済的に子供を増やしたくないなど様々でしょう。
また、避妊のみではなく子宮内膜症などによって毎月の生理痛が激しく日常生活に支障をきたすといった場合もピルが解消してくれることがあります。
ホルモンバランスを整え生理不順を解消してくれるとし、多くの悩みをかかえ婦人科を受診した人がピルによって改善されているのです。
また、子供が欲しいとなった場合には服用をやめるだけでよいことから肉体的・精神的な負担もありません。
女性の体内に入れる避妊具などはやはり抵抗があるという人も多く、小さい錠剤を飲むだけですむピルは多くのひとに受け入れられやすいのです。
服用をやめると妊娠しやすいという話もありバースコントロールにもっとも適した方法であるといえるでしょう。

飲み忘れに注意
ピルを服用するにあたって一番気を付けたいのは飲み忘れをしない、ということです。
種類によって異なりますが、飲まなくてはならない1週間以外の期間においては飲むという習慣を忘れない為に砂糖の錠剤を飲むというタイプのものもあります。
これにより毎日錠剤を飲むという習慣が身に付き、飲み忘れをして効果がなくなってしまうということを防げるというわけです。
万が一飲み忘れてしまった場合にも24時間以内であればほぼ問題はないとされていますが、避妊に関しては効果が落ちる可能性もあるのでコンドームの使用なども併用するとよいでしょう。
中でも最もポピュラーな種類の一つが「トリキュラー」です。
初めてのピルでこれを処方されることも多いですが人によっては体に合わないという場合もあるので、異変を感じた場合には面倒くさがらず薬を変えるということを検討するべきです。
おもな内容としては気持ちが悪いなどの症状や乳房が貼るといったホルモンの働きによるものです。
また、こういった副作用も時間が経てば改善するものもあるのでしばらくは様子をみることも必要です。

飲み合わせが悪いものを知ろう
トリキュラーをはじめとした低用量ピルには血栓症を起こすといった事例も報告されています。
その大きな要因となりえるのが喫煙です。
必ずとは言えませんがピルの使用を検討しているのであれば禁煙をするくらいの心構えが望ましいといえるでしょう。
また、自分が喫煙をしていなくとも家族の誰かが喫煙をしていれば副流煙の影響を受ける可能性もあります。
少なくとも家族や身近な人には自分がピルを服用しており煙が重大な影響をもたらす可能性があることをあらかじめ告げておきましょう。

喫煙以外にも他の薬との飲み合わせは注意が必要です。
通常の風薬くらいであればあまり問題はありませんが、モルヒネなどの痛み止めや抗鬱剤などを利用している、またする予定がある人は要注意です。

また、使用を長期間継続するのであれば半年に一度は血液の検査をして問題がないかを確認するべきです。
重大な病気を引き起こすことのないよう気をつけて服用したいものです。

ひと昔前までであればピルは夜の商売をする人が服用するものといったイメージを持つ人もいました。
今では自分の身を守るために大切な手段であり、欧米などではごく普通に使用されていることから日本でも受け入れられてきました。
避妊に関しては女性がピルを服用していれば安心といった考えは危険です。
パートナーとはよく話合い、女性側が対処をしていることに対する正しい理解を求めることが必要です。
また、ピルで病気は防げません。感染症などに効果はありませんので覚えておきたいものです。

忙しい人には毎回の病院での受診は難しいことからインターネットなどで個人輸入する方法もメジャーになってきています。
ですが、その場合は飲み忘れなどのアフターケアや血液中の成分の変化などに気付くこともできません。

個人で購入・服用をする場合は必ずかかりつけ医に相談の上、半年に一度は血液検査を怠らないように気をつけましょう。